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M87は、おとめ座の方向約5千万光年の距離にあるおとめ座銀河団に属する超巨大楕円銀河だ。その中心に潜むブラックホールの質量が太陽の66億倍であると正確に計測された。また、ブラックホールの質量だけでなく、M87の周囲をまわる球状星団の数も1万2千と、天の川銀河のまわりの球状星団の数が150から200個ほどであるのとくらべると文字通り桁違いに多いことがわかる。

専門家による研究チームは、2011年にハワイのマウナケア山頂にある、フレデリックC.ジレットジェミニ望遠鏡を使って、ブラックホールの質量計測にのぞんだ。その質量は、太陽の400万倍という天の川銀河のブラックホールを大幅に上回っていた。ブラックホールの事象の地平線(ブラックホール周辺で、光さえも外部に逃れられない領域の境界面)は、直径200億kmもあり、太陽系がすっぽりおさまってしまう大きさである。

ブラックホールの質量を計測するために、研究チームは、ブラックホールの周囲の星の速度を調べた。その結果、秒速約500kmでブラックホールのまわりを回っていることがわかった(比較の参考までに、われわれの太陽は、天の川銀河のブラックホールのまわりを秒速220kmで回っている)。この速度をもとに超巨大ブラックホールの質量がこれまででもっとも正確にもとめられたのである。

M87は、近傍宇宙においては質量・大きさともに最大で、100個ほどの小さな銀河が合体して形成されたと考えられており、その成長に関して研究チームでは、複数のブラックホールが合体したできたと理論だてている。

画像には、数百万度の大気に包まれた暗い穴と明るい弧に取り囲まれたジェットがとらえられている。銀河の中心から約5万光年離れた領域では、かすかなリングが見えており、リングの先には、柱から2つの羽のように広がる構造も見えている。これらの構造は、X線で見えており、銀河の中心に潜む超巨大ブラックホールの爆発的な活動の証拠である。その活動は1億年以上にもわたって銀河全体に影響を及ぼし続けているのである。

NEWS RELEASE SOURCE: "The Most Massive Black Hole in the Universe --6.6 Billion Solar Masses" - The Daily Galaxy ⇒ http://www.stumbleupon.com/su/9Wzl6G/www.dailygalaxy.com/my_weblog/2012/08 /the-most-massive-known-black-hole-in-the-universe.html
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