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米国東部時間2月15日午後2:24(日本時間2月16日午前4時24分)に、地球近傍小惑星「2012 DA14」が、地球から約2万7700kmの距離にまで接近する。 その距離は、気象・通信衛星などが位置する静止軌道(地球から3万5800km)よりも内側だ。

NASAの地球近傍天体追跡局は、得られている観測結果をもとに、正確に小惑星の軌道を計算することができるのだが、その結果から、地球への衝突の危険はないことがすでにわかっている。

しかし、研究者にとっては、地球近傍天体を近距離から観測できる絶好の機会となる。過去にもっと小さな小惑星の接近はあったが、直径約45mというサイズの小惑星の接近は記録的だ。最接近時、地球と小惑星の距離は、地球・月間の約13分1、再接近時の小惑星の速度はとても速く、秒速7.8km。

地球に相当近くにまで接近する2012 DA14だが、その明るさは7.5等。最大級口径の可視光望遠鏡を使っても、明るい点にしか見えなし、肉眼で直接見ることはできない。しかし、小口径の望遠鏡や性能の良い双眼鏡なら簡単に見ることができる。最接近時に、観測にもっとも適しているのがインドネシアで、小惑星が(背景の星に対して)毎分1度の速度で移動するようすが見られそうだ。また、アジア、オーストラリア、東ヨーロッパも観測に適している。
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英国の研究チームが40億光年もの長さに広がる構造を発見したと主張している。
skydist_huge-lqg_cclqg-600x600.jpg(発見された構造を示した画像、黒丸が大きなクエーサー、赤い×印は、そのほかの小さなクエーサー)


研究チームが発見したのは、大きなクエーサーの集まりだ。クエーサーとは、初期宇宙に形成された大きな銀河の核である。そのような構造が存在するとなれば、この宇宙における物質は、あちこちに散在しているというより、より均一に広がっているということとなり、理論物理学的に問題となる。


とはいえ、それは理論物理学上の問題である。ここでは、発見されたという構造がどれほど大きいのかという点をお話したい。

まず、1光年という単位について理解してみよう。もちろん「光が一年で進む距離」だということは、ご存じのはず。正解です。ただ、その距離がどれほど遠いものなのかが、わかるだろうか?

太陽系から一番近い恒星であるアルファ・ケンタウリはまでの距離は4光年。地球が、米国フロリダ州オーランドにあるとして、アルファ・ケンタウリがロサンジェルスあたりに相当するとする。NASAの探査機ボイジャーは人類が作った探査機としてはもっとも遠い位置に到達しており冥王星の軌道の外にいるが、そのスケールで考えた場合、たった1マイル(1.6km)しか旅していないことになるのだ。

つまり、1光年とは本当に遠いのである。そこで、今回発見さ40億光年もの広がりをもつクエーサーの集まりに話を戻そう。

米国のヒューストンと東京間を、今回のクエーサーの広がりにたとえると、ボイジャーが旅した距離は、人間の髪の毛の直径以下でしかない。逆に、世界でもっとも速い飛行機であり、最高速度マッハ9.6を誇るX-43に乗ったとしよう。すると、今回発見された構造を飛び越えるには、40兆年もの年月がかかってしまうのである。

IMAGE CREDIT:R.G.Clowes/UCLan

NEWS RELEASE SOURCE:SciGuy - A science blog with Eric Berger "Scientists find the biggest thing in the universe" ⇒ http://blog.chron.com/sciguy/2013/01/scientists-find-the-biggest-thing-in-the-universe/
ハッブル宇宙望遠鏡(HST)が、エリダヌス座の方向約3億2千万光年の距離に位置する銀河NGC 1132をとらえた。この銀河は、複数の銀河同士の合体の痕跡であり、宇宙における化石のような存在である可能性が指摘されている。というのも、NGC 1132は、巨大なダークマターのハロー※(※薄雲状の球形構造)中に存在しているのだ。そのダークマターの量は、通常数十から数百もの銀河のグループ中に見られるほどに相当する。
ngc1132.jpg


NGC1132は、巨大楕円銀河のカテゴリーに入る銀河で、周囲には複数の小さな銀河が存在している。宇宙の化石と思われるこの銀河グループの明確な起源はよくわかっていないのだが、巨大な銀河が、付近の銀河をまるで獲物をとらえるように次々と吸収していった結果と考えられている。ちなみに、わたしたちの天の川銀河の場合も、複数の小さな銀河を飲み込んで、その親銀河の星を引き継いでいる顕著な証拠がある。

また、可能性は低いのだが、NGC1132がひじょうにめずらしい天体であるとも考えられる。もともとある領域に、そこそこの大きさの銀河が複数が存在していたのだが、それらがなんらかの理由で圧縮されて1つになったという考え方である。

研究者は、ハッブル宇宙望遠鏡(HST)を使って、NGC1132と同様の銀河の周囲の環境を積極的に調べている。その特徴を分析して、その形成の歴史をさぐろうというのである。

このハッブル宇宙望遠鏡の画像には、巣に群がるハチさながらに、数千もの年老いた球状星団がNGC1132をとり取り囲んでいるようすがとらえられている。球状星団は、NGC1132によって食われ崩壊していった銀河の生き残りのようである。その詳しい研究から、銀河の合体の歴史が明らかになるかもしれない。

なお、楕円銀河は、なだらかで目立った特長がない。そこには、数億から数兆個の星が存在する。星がほぼ球状か、引き伸ばされたような形に広がり銀河を形作っている。また、銀河には、新たな星を作るための多量の冷たいガスはないため、全体に黄色っぽい色をしており、かなり年老いていることを示している。

NEWS RELEASE SOURCE: "The Daily Galaxy - Image of the Day: Colossal Cosmic 'Fossil' in a Dark Matter Halo"⇒ http://www.dailygalaxy.com/my_weblog/2013/01/image-of-the-day-colossal-cosmic-fossil-in-a-dark-matter-halo.html
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、「はやぶさ2」を2014年に打ち上げる。はやぶさ2の目的は、地球上でどのようにして生命が誕生したのか、そのなぞに迫ることにある。

pic_01.jpg

はやぶさ2は、2010年に地球に帰還した「はやぶさ」に続いて、小惑星の物質を採取する2度目のミッションとなる。はやぶさ2が目指すのは、小惑星「1999 JU3」。到着は2018年、地球への帰還は2020年と予定されている。

pic_02.jpg 
はやぶさ2は、1999 JU3に到着すると、指先ほどの大きさの弾丸を小惑星の表面に打ち込んで、跳ね返ってきた破片を採取する。さらに、搭載されている衝突装置を小惑星の上空で切り離す。そして、探査機本体は小惑星の陰に隠れる一方で、衝突装置が小惑星上空で爆発する。すると重さ2kg程度の衝突体が小惑星の表面にぶつかり、直径が2~7mのクレーターができるのである。その後、探査機ができたばかりのクレーターの内部の物質の採取を試みるのである。

これにより、地下の物質、つまり太陽の放射など宇宙線の影響を受けていない、より変質していない物質の採取が可能となる。

地球に生命のもとをもたらしたのは、小惑星や彗星であると考えられており、1999 JU3は、アミノ酸などの有機物や水をより多く含んだものと考えられている。


はやぶさは、エンジンの故障や燃料の失い、通信も途絶えながらも、小惑星イトカワへの着陸を成功させた。日本国中の人々がインターネット中継を通じて、大気圏への再突入を見守った。また、持ち帰られたカプセルを人目見ようと、各地で行われた展示にも、多くの人が足を運んだ。

はやぶさは、探査機の下に張り出した、長さ1m、直径20cmの、円筒と円錐を組み合わせた部分の先端が小惑星の表面に接触すると、弾丸が撃ち込まれるしくみだった。

残念ながら弾丸は発射されなかったのだか、着陸の際に巻き上げられた物質が、探査機内部に設置されたサンプル容器に収められ、それが地球へ持ち帰られ、現在詳しい分析が進められている。

北海道大学の宇宙化学者 橘 省吾氏は、はやぶさ2のサンプル採取の主任研究員を努める。同氏は、これまでに地球に衝突・落下してきた隕石とは違って、宇宙線に汚染されていない新鮮なサンプルが採取され、太陽系初期のようすを垣間見るヒントが得られることを願っているという。

IMAGE CREDIT: JAXA

NEWS RELEASE SOURCE: "Japanese spacecraft to search for clues of Earth’s first life" - IOP Institute of Physics ⇒ http://www.iop.org/news/12/aug/page_56930.html
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火星探査車がとらえたパノラマ画像が公開された。

画像は、1024×1024ピクセルのフル解像度。探査車のマストに設置されているナビゲーションカメラの1つによって撮影されたもの。

画像には、小石の広がる景色のむこうにゲール・クレーターの縁が見えている。クレーターの縁がまるで山のようの見えているのは、侵食のため。

また、画像の中間にはゆるい起伏のある斜面と平原が、またその手前には、着陸の際スラスターの噴射でできたと思われる穴のような跡が2箇所はっきりと見えている。

Image credits: NASA/JPL-Caltech

NEWS RELEASE SOURCE: "Curiosity's First Long-Range & Panoramic Images" - Daily Galaxy ⇒ http://www.dailygalaxy.com/my_weblog/2012/08/-curiositys-1st-long-range-panoramic-images-.html#more

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